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空き家リフォーム 施工状況のご報告 (建築主のご希望により施工状況報告を兼ねてアップしています)

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木造の空き家を、現在的な造り・賃貸戸建て向きに改修しました。

[勝手口]

勝手口部分 施工前。(H25.12.3撮影) ひさしを受ける柱(外壁)が
邪魔になり駐車できません。

ひさしを受ける柱を抜いて、勝手口の外壁をへこませました。
外壁の塗装はこの後行います。



職人さんが車を停めてました。駐車できるようになりました。
昔は、今ほど駐車場は必須ではなかったのでしょうかね。
へこんだ外壁の塗装も終えています。




[浴室]

浴室 施工前。 床に段差があるタイル張りの浴室。
床も壁も昔のタイルなので、冬はきっと寒いでしょうね。

解体しました。広角レンズなので、浴室と手前の洗面所が写ってます。

ユニットバスが入り、段差なしのバリアフリーになりました。
予定より少し上等なシャワー水栓が入っています。


養生を取りました。








[洗面脱衣室]

洗面脱衣室のクロス張りをしていました。洗濯機の大型化のため、
蛇口の高さを高く付け変えています。


洗面台が入りました。





[DKからLDKへ]

DKと和室2を隔てる壁 着工前。写真では解かりませんが、敷居が4cm
程度上がっていて、足を引っ掛けやすい段差がありました。

筋交いが入ってないことを確認し、壁を撤去し、2部屋連続させ
ました。



奥は和室だったので、ジュラク壁でしたが、入居者の退去の際の工事費の
低減の為、乾式化(ボードクロス)の準備をしています。天井ボードも
終えています。



旧和室とDKを一体化して、LDKになりました。
右側の外が見える箇所が、駐車できるように改修したカ所です。



反対側(旧和室側から旧DK側)を見る。敷居の段差も小さくなり、
バリアフリーになりました。木製建具も新しくなりました。







[壁も必要]

DKから廊下側を見る。 着工前はガラス建具でした。
家具レイアウトを考慮して建具を取り、壁にします。

仕上げを剥いだ状態。右は、旧和室2。



壁になりました。このあと、クロスを張ります。



仕上げ完了しました。横の木目の建具も良かったです。





[キッチン]

台所 着工前。

キッチンを撤去し、壁を剥いでいます。

タイル張りしています。換気扇や吊戸棚が付きました。

キッチン、換気扇や吊戸棚が付きました。




[北側和室]

良い着工前の写真がありません。畳と木製建具を撤去した状態。
天井の木目ボードには、照明の痕がクッキリと残ってます。


入居者退去の際の工事費の低減の為、ジュラク壁を塗装に変え、天井の
木目ボードにも塗装しました。なかなか良い部屋になりました。


障子など建具が全てが入りました。




[広縁]

建具を撤去した状態。


ジュラク塗り、床張り替え、障子張り替えが完了しました。




[8畳間]

畳・建具を撤去した状態。


ジュラク塗り、畳、建具が完了しました。




工事完了しました。


工事概要
築35年 空き家
木造住宅リフォームし賃貸住宅に
一部、減築による、駐車場確保
DKと和室の一体化
内部仕上げの乾式化
床の段差の解消・バリアフリー化
浴室のユニット化
床の張り替え等

今回は、筋交いが入っていない部分の壁をなくして2部屋を一体化しましたが、
筋交いのバランスなどを考慮しながら筋交い位置を変えることも可能です。
また、塗り壁で床が畳だと、賃貸で出ていった後のリフォームに費用がかかるので
賃貸にする場合は乾式化するのが良いでしょう。
尚、リフォーム・リノベーションは大規模になればなるほど、設計と施工を分離して発注することをお勧めします。
現場で仕上げを剥いだ結果、変更になることも多いからです。 詳しくはこちらをどうぞ

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