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病院・医院・クリニックのリフォーム・リノベーション
使いやすさやイメージを改善する医療施設等のリフォーム ・リノベーションをサポートします
環境変化と制度改正の波
我々を取り巻く社会環境の変化はめまぐるしく、医療制度・介護保険制度も例外ではなく、毎年改定が行われています。
批准が検討されているTPPも、テレビで注目されている貿易分野だけではなく、むしろ日本のサービス分野を大きく変えるともいわれています。
制度が変われば、運営も変わらざるを得ません。
建築は、その長い寿命の中で、環境や運営方針に適応していくためには数度の使い勝手の見直し・運営方針に合わせた改修や、修繕・
部分更新などが必要になります。
徐々に進む社会環境の変化に気付かずに、知らず知らずのうちに、空室率の上昇・病床稼働率が下がり、スタッフの労働効率が下がり、
必要以上の時間とコストが必要になっていないでしょうか。
一方で、建築設備は適切な改修とメンテナンス怠ると、何かをきっかけとして設備が止まり、大きな混乱に陥ります。
問題発生後の修繕は、材料や部品の手配から始まります。通常の修繕以上の費用と時間を要し、その間、利用者・スタッフに迷惑が
かかります。病院であれば命にかかわることは言うまでもありません。
建築の修繕や更新は、敷地に余裕がある場合は、既存建築を使用しながら別棟を建て、竣工後に引っ越すというサイクルで順次改修して
いく。もしくは、別の敷地に新築し竣工後にそこへ移転することが行われています。
しかしながら、これらは理想的なシナリオの場合であり、多くの場合、実際は建物を利用しながら、入居者・入院患者が居るままに
リフォームや増改築の潜在ニーズは有りながらも、その実現性の検討をされていないのではないでしょうか。
もしくは、計画が容易かつ事業規模の大きい「建て替え有りき」のプランに流されているのではないでしょうか。
使用しながら出来る「増改築」という選択
病院施設や老健施設を稼働・運営しながら改修する場合は、24時間、建築・設備を全て稼働しながらの改修となり、特別な配慮を
行います。※
利用者が使用・入居され、スタッフが働いていますので、それぞれの動線を考慮しながら工事範囲を区画し、業務運営エリアの快適環境を
維持しながら改修を行います。一時的に、停電やエレベーターの停止など運営に影響がある工事内容については、その日時や・長さ・
バックアップ体制について詳細な打ち合わせが必要になります。
使われていない部屋・利用率の低い部屋を必要な部屋にリフォームしたり、部分増築や、使い分けなどをしながら、順次工事を行えば、
既存建物のトイレ改修・浴室改修、大規模な改修なども可能です。
建築設計事務所はプランニングの専門家 なので、
増改築事業の実現可能性の検討から(増改築事業実現性を左右するポイント)、
建築主に合ったプランを立案し、入札に耐えうる密度の仕様書を作成し
複数の工事会社に競争見積もりをとり改修費用を抑制する。
そして工事期間中の工事の監理、
稼働後のメンテナンスまで、建築事業全体を統括する専門家です。
弊社は、「利用しながらの病院の改修」の実績も有り、安全・快適な増改築リフォームを実現する増改築の設計監理をいたします。
建築に関わるお困りごと、増改築・リフォームの予定がありましたら、気軽にご相談ください。
中古不動産を取得する前の相談も賜ります。
設計協力もいたします。
医療施設の改修のポイント
- 動線、効率化
- 広さ
- 患者の目線
- 病室 ・共有部分のイメージ
- 快適性
- フレキシビリティー
- 安全性
- セキュリティーの確保
- 防災・耐震
- 省エネ・環境への配慮
- 維持費
リフォーム ・リノベーション改修の例
- 内装仕上げのリフォーム
- エントランスのリフォーム
- トイレのリフォーム(広さ、機器、仕上げ)
- バリアフリー化
- 外壁仕上のリフォーム、道路側の外観改修
- 外構(駐車場の確保)バリアフリー化
- レイアウト変更を伴う大規模リフォーム
- 給湯室(温水器)設置
- 防水改修
- 機械式駐車場設置
- 耐震改修
- 用途変更
- 照明設備
- 弱電設備(電話 ・光)
- 空調設備
- 防犯設備
- 防災設備
- 給排水設備
- 昇降機設備
- その他
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