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芦辺港フェリーターミナルビル

長崎県壱岐市芦辺町の海の玄関口、フェリーとジェットフォイルの乗降・待合施設。

2002年9月に実施された公開プロポーザルで特定され設計監理いたしました。

車椅子対応のバリアフリー施設で、これまでは、ふ頭から移動式階段タラップで乗降していましたが、車椅子での乗降に支障が有りました。

ターミナルビルの高さをフェリーのデッキの高さに合わせ、ボーディングブリッジのスロープを使用してフェリーに乗降します。

フェリーの高さに合わせた階高にしているため、個性的な内外観となりました。

季節によって、乗降客で大混雑する待合室は、20m×15m。ここに1方向の梁を架け無柱で海側と陸側2方向に開かれた、明るく開放的な待合室をつくりました。

竣工から1年後、ボーディングブリッジが完成し、段差無しのスロープで乗降を行えるようになりました。


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2階はフェリー待合室。1階中央部は発券カウンタ付近。右側の丸窓は、ロビー吹抜けに光を取り込む窓(ボーディングブリッジ設置前)

2階建てながら、階高が7mと高いため、外観上は3層構成とし、中2階に室外機等を配置(ボーディングブリッジ設置後)

陸側の外観 乗降客を送迎するゲートが一目でわかります ゲートの正面にボーディングブリッジが接続されています

フェリー待合室に続く階段の見上げ

1階のロビー吹き抜け

階段踊り場よりフェリー待合室を見上げる

20mスパンのフェリー待合室 フェリーが到着しました (ボーディングブリッジが設置される前の写真)

ロータリー側夜景:左上がフェリー待合室、右側が送迎のためのゲート。

建築の竣工1年後に、ボーディングブリッジが設置されました 門型構造物の中を、ボーディングブリッジの先端が上下します

ボーディングブリッジ内観

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